高知市新堀川の万歳をするカニとまばたきをするトビハゼ
夏のよく晴れた日、九反田に用があり、帰り道、桜井町から新堀川の川岸沿いを自転車で通過しようとしたら、都市計画の道路工事で新堀川に覆いかぶさってない三角形のわずかな空間があった。石垣の下をのぞくと川底の干潟に無数のカニの小さな巣穴があり、その巣穴の近くで無数の小さなカニ君たちが両腕をあげて万歳を繰り返していた。そのしぐさがとってもかわいくて汗をかきかきしばらく眺めていた。
再度、その小さなカニ君たちの写真を撮ろうと曇りの日に行ったら、一部のカニくんしか万歳をしていなかった。太陽がさんさんとふりそそがないとだめなのかなと思いながら帰ろうとしたら、ハゼ君が水際に突如現われ、水中からひょっこり顔を出し岸に上がってきた。エラ下のヒレをうまく使ってはっていたので、これ有明海の干潟にいる「ムツゴロウ」じゃないかと一瞬思った。両目がとび出しており「ムツゴロウ」によく似ていた。時々、まばたきをしていた。家に帰り調べてみると「トビハゼ」だった。「ムツゴロウ」と同じく皮膚呼吸もできるとのことなのでこのように干潟を動き回ることができるのだなと思った。
自分が小学生の頃、久万川にはハゼやゴリ、ドンコ、手長エビがたくさんいた。一方、江ノ口川や新堀川は、上流から流れてくる製紙工場のパルプの廃液や生活用水で日本一汚く臭い川だった。製紙工場が撤退し、段々浄化が進み、この新堀川でチヌやスミヒキやハゼやアカメやシオマネキやエガニが釣れたり採れたり住んでいたりしていると知人から聞いたりニュースで聞いたりして驚いた。あまりにも小さい頃の汚く臭い川のイメージが強く、浄化は無理だと思っていたためだ。
だが、せっかくよみがえった川の上にふたをするように道路を作ろうとしてしていて、とても残念に思う。せめて西岸に1~2メートルでも太陽の光がふりそそぎ生物が生きられるように護岸工事ができないでしょうかねえ。江戸時代の古地図を見ると高知市内には、升形、八軒町、堀詰、京橋、土橋、追手筋、廿代町、堀川、新堀川などに堀があったようだが、大半が埋められており新堀川の道路工事が予定通り進むと、高知市内にある江戸時代からの堀は、桜のきれいな堀川と高知城のお堀のみとなる。
生物が共に生きられるようにうまく護岸工事をしたら、カニくんたちも更に万歳をしてくれて喜んでくれるかも。まばたきをするトビハゼ君たちもお礼に感謝のウインクをしてくれるかも。
猫や犬が背中を地面にこすりつけるように、気持ちよさそうに背中を干潟にこすりつけるトビハゼ
土佐四万十川風情
今回、四万十川河口から四万十町(旧窪川町)まで初めて逆上りました。その風情をご紹介します。四万十川には、たくさんの沈下橋があり、沈下橋から盛んに川に飛び込んでいる光景が目に飛び込んできます。けっこう高さがあり、飛び込むのにちゅうちょする子もいたり、回転して飛び込んだり、数人いっしょに飛び込んだりさまざまで河原でシャッターを次々と押しました。四万十川のこの空間に入ると、川のゆっくりした流れと同じで街にいる時と違って時間がゆっくり流れているように感じます。ゆるやかな時間の流れの中でパチリパチリと撮りました。









































































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